【脱・文系コンプレックス】コードは書けなくていい。AI時代の必須教養「プログラミング的思考」入門書 5選

プログラミング的思考のイメージイラスト。ビジネスパーソンが論理のブロックを組み立て、AI(ロボット)がそれを瞬時に構築(コーディング)している様子。人間が設計し、AIが実装する協働関係を表現。

「エンジニアが何を言っているのか、宇宙語にしか聞こえない」 「プログラミングを勉強しようとしたけど、環境設定で挫折した」

IT用語が飛び交う会議で、貝のように黙り込んでしまった経験はありませんか? 「自分は文系だから……」。そう言って、テクノロジーの世界から目を背けたくなる気持ち、痛いほどわかります。

こんにちは、Bunolonです。 私は今でこそデータサイエンティストとして働いていますが、もともとはド文系の人間です。 かつては、「黒い画面に英語の呪文(コード)を打ち込むなんて、自分には一生無理だ」と本気で思い込み、食わず嫌いをしていました。

しかし、ある時気づいたのです。 プログラミングとは「暗記」ではなく、「論理パズル(アルゴリズム)」であると。 料理のレシピや、レゴブロックの組み立て図と同じ。「目的を達成するために、手順を分解し、最適な順序で並べる」。ただそれだけのことだったのです。

さらに、生成AIの登場が状況を一変させました。 複雑なコードを書く作業(コーディング)は、AIがやってくれます。私たち人間に求められているのは、「何を、どんな手順でやりたいか」をAIに指示する能力(プログラミング的思考)だけです。

この思考の「型」さえ身につければ、コードが一行も書けなくても問題ありません。 私はこの思考法を手に入れてから、エンジニアとも対等に渡り合えるようになり、「技術はわからないけど、話が通じるリーダー」として信頼を得られるようになりました。

今回は、コードアレルギーのある方にこそ読んでほしい、「書かないプログラミング」の入門書5選をご紹介します。

独自の選定基準:なぜこの5冊なのか?

分厚い文法書は除外しました。AIをパートナーとして「モノづくり」や「課題解決」をするための実践書を、以下の3つの基準で厳選しました。

「自然言語」でのプログラミング

C言語やJavaを覚える必要はありません。日本語(自然言語)を使ってAIに指示を出し、望む結果を引き出す「プロンプトエンジニアリング」を体系的に学べる本を重視しました。

② 「コピペ」による成功体験

理屈だけではつまらないです。文系でも、AIが書いたコードをコピペするだけで「自分の業務を自動化するツール」が作れる。その「動くモノを作る楽しさ」を最短で味わえる本を選びました。

エンジニアの「脳内OS」のインストール

なぜ彼らは効率的なのか? 「試行錯誤は悪」など、一流エンジニア特有の「構造化する思考回路(メンタルモデル)」そのものを学び、ビジネスに応用できる名著を1位に据えました。

【実装編】「書かない」プログラミングで業務を変える必読書籍 5選

【5位】開発の「スピード感」を肌で知る

書籍名:『生成AI時代の新プログラミング実践ガイド』
著者: 松本 直樹

  • 【私の悩み】 「システム開発には時間がかかるものだ」。ビジネスサイドにいた頃、エンジニアに要望を出しても数週間待たされることにモヤモヤしていました。「なぜそんなにかかるのか?」というブラックボックスの中身が理解できず、溝が深まるばかりでした。
  • 【この本で変わったこと】 GitHub CopilotなどのAIツールを使えば、コードの8割は自動生成できる時代だと知りました。この「開発のスピード感」を肌感覚として知っておくだけで、エンジニアへの発注の仕方が変わり、「じゃあ、ここまではAIで時短できますよね?」と対等に交渉できるようになりました。

【4位】「デジタルな部下」を指揮する

書籍名:『いちばんやさしいAIエージェントの教本』
著者: 古川 渉一

  • 【私の悩み】 ChatGPTは便利ですが、「毎回指示しないと動かない」のがネックでした。「私が命令する」のではなく、「私の代わりに勝手に動いてくれる」部下のような存在が欲しいと、贅沢な悩みを抱えていました。
  • 【この本で変わったこと】AIが自ら計画し、実行し、修正する「AIエージェント」の仕組みを学び、鳥肌が立ちました。これは単なるツールではなく、デジタル空間に住む「労働力」です。プログラミング的思考があれば、これらを組み合わせて「24時間働くチーム」を作れる。その未来にワクワクが止まらなくなりました。

【3位】日本語こそが「最強の言語」になる

書籍名:『ChatGPT はじめてのプロンプトエンジニアリング』
著者: 本郷 喜千

  • 【私の悩み】 「今さらPythonなんて覚えられない」。英語のコードを見るだけで拒否反応が出る私は、エンジニアになる道を完全に諦めていました。自分はITの消費者でしかないという劣等感があったのです。
  • 【この本で変わったこと】 「プロンプト(指示文)こそが、現代のプログラミング言語である」という事実に勇気をもらいました。難解な記号を覚えなくても、論理的な日本語さえ書ければ、コンピュータは動かせる。この本のおかげで、「文系こそが最強のプログラマーになれる」と自信を持てました。

【2位】「コピペ」で業務を自動化する快感

書籍名:『ChatGPTとPythonで知識ゼロ! 自動化アプリ作成』
著者: 太田 和樹

  • 【私の悩み】 日々の業務で発生する、Excelの転記やファイルのリネーム作業。「手作業でやるのは馬鹿らしいが、ツールを作る技術もない」。そんなジレンマの中で、貴重な時間を単純作業に浪費していました。
  • 【この本で変わったこと】 「自分で書かなくていい、コピペするだけでいい」。この割り切りが、私をエンジニアにしてくれました。ChatGPTにコードを書かせ、貼り付けて実行キーを押す。画面上のファイルが勝手に処理されていく快感は忘れられません。「作る楽しさ」を知ったことで、業務効率化への意識が劇的に高まりました。

【1位】「試行錯誤」を捨てる勇気

書籍名:『世界一流エンジニアの思考法』
著者: 牛尾 剛

  • 【私の悩み】私は「がむしゃらに頑張る」「とりあえず手を動かして試行錯誤する」ことが正義だと思っていました。しかし、長時間働いても成果が出ず、むしろバグ(ミス)を量産して疲弊する日々でした。
  • 【この本で変わったこと】「試行錯誤は悪である」「基礎(メンタルモデル)を理解してから手を動かせ」。マイクロソフトのエンジニアの思考法は、私の働き方を根底から覆しました。いきなり作業に入るのをやめ、まず全体像と構造を理解する。この「エンジニア的思考」は、コーディングだけでなく、経営やマネジメントにおいても最強の武器になると確信しました。

総評:プログラミングは「論理のパズル」だ

黒い画面に向かう必要はありません。 AIがあれば、文系でも「作り手」になれる時代が来ました。

頭の中のOS(思考回路)を少しアップデートするだけで、ITへの苦手意識は「論理的な武器」へと変わります。 この5冊でAIという最強のパートナーを手に入れ、頭の中のアイデアを形にする喜びを知ってください。

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